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2011年1月14日 (金)

郡山市こども総合支援センター「ニコニコこども館」」視察報告

郡山市こども総合支援センター「ニコニコこども館」」について政務調査視察をしてまいりましたのでご報告いたします。

政務調査研究視察 報告
視察日 平成23年1月13日(木) Photo_4  
視察内容 郡山市こども総合支援センター「ニコニコこども館」」について
視察者 小野政明、近藤隆志、安形光征、梅村順一、吉口二郎、加藤義幸、簗瀬 太

・郡山市について

郡山市は、東北地方の南部、福島県中通りのほぼ中央に位置する都市である。旧安積郡および田村郡の一部。人口約33万8千人、面積757k㎡で、中核市に指定されている。東北新幹線の停車駅もあり、東北地方南部の高速交通の要衝として、人・モノ・情報の拠点都市となっている。

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・こども総合支援センター「ニコニコこども館」について

1 概要
平成21年4月1日に郡山市役所の西隣にオープンした「ニコニコこども館」には、郡山市の子育てに関する支援体制が集約されており、子育ての情報・窓口・機能が1箇所に集まったことにより、利用者にとって分かりやすく利用しやすい施設となっている。

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2 経過
平成17年 4月 施設整備に向けた検討開始
平成18年 8月 子育て支援総合施設整備検討委員会設置
平成19年 1月 同委員会・市長報告
平成20年 3月 都市再生整備計画提出(同年5月計画認定)
       9月 主体工事着工
     10月 愛称募集(同年12月 施設名称、愛称決定)
平成21年 3月 竣工4月 開所
(検討の段階から子どもや子育て家庭にかかわる市民の方々が参加している)

3 施設
施設は元ホテルの土地建物を廃業とともに市が取得し、耐震補強などを含め補修工事をしている。Photo_12
1階には、子どもや子育てについて相談する総合窓口とファミリー・サポート・センターの窓口やプレイルームがある。
2階には、子育て支援室があり、一時保育や子育てサロンの受付、児童手当やこども医療費助成の申請窓口となっている。
3階には、工作・昔遊び等の子どもの体験活動ができるこども活動支援室、子どもと高齢者の交流などに利用する世代間交流室(和室)、研修室などがあり、子育てサークルやボランティア活動の拠点として利用されている。
4階には、絵本・児童書等を取り揃えた図書館があり、家庭内で起こる事故防止の参考となる事故予防モデルルーム、読み聞かせの部屋等もある。
5階には、不登校児童や引きこもり児童への支援のふれあい学級、カウンセリング室等が設置されている。

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4 運営体制
ニコニコこども館では、行政と子育て支援に関わる民間団体などが協力し、地域全体で子育てを応援する体制。
一時保育、移動サロン、ファミリーサポートの事業をそれぞれ郡山市がNPO団体に委託している。
さらに、郡山女子大学短期大学部幼児教育学科と連携し、授業の一環として5月から子育てサロン等のサポートに学生がボランティアとして参加している。

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5 市民の反応等
1日約800人の方がニコニコこども館を利用している。昨年10月で40万人を突破、3月末には延べ50万人の利用が見込まれている。利用者の方からは、「1箇所でさまざまな子育てサービスを受けられるので利用しやすい」といった声があり、好評のようである。ニコニコこども館が地域の子育て支援の拠点として定着し、子育てに悩んでいる方が、子どもを遊ばせるつもりで気軽に立ち寄って相談したり、子どもを通じて親同士の交流を広げたりする場となって、より多くの方に利用されることが期待される。

○感想、岡崎市への反映
本市においても、八帖北町の城北保育園の3Fに総合子育て支援センターがあり、この郡山市こども総合支援センター「ニコニコこども館」と同様の事業を行なっているが、規模が大きく違っており、元ホテルの5階建ての建物をまるまる使っていることに、先ず驚かされた。

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また、市役所の隣と場所も良く、広々としたエントランスなど元ホテルの建物の良さを生かしており、しかも新築に比べ遙かに安い費用でまかなっており、条件に恵まれているとも言えるが、時を過たず決断した市の対応は、本市も参考にしなければならないと思う。

子育て支援事業は、本市においても今後ますます必要性が高まるものと考えられるところであり、財政状況厳しき折、費用便益をしっかりと考えながら、推進していかなければならない事業である。

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